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研修会報告
第6回
第6回日立梅ヶ丘病院認知症疾患医療センター研修会を、日立地区産業支援センターで開催しました。
テーマを『認知症の自動者運転について考える』とし、警察署の方の講演や、当院医師、ケアマネージャーによる事例の発表が行われ、参加した91名全員で勉強をしました。『今後の支援のヒントをいただけました』という感想が多く寄せられ、大好評でした。
第7回
第7回日立梅ヶ丘病院認知症疾患医療センター(:以下センター)研修会を、日立地区産業支援センターで開催し、医療職・介護職を中心に83名の方にご参加いただきました。
「認知症の受診拒否を考える~最適な支援アプローチ法は?~」
と題し、施設で働くケアマネージャーと看護師に講演を依頼し、本人に合わせた受診拒否の対応方法、心理的側面を考えたアプローチ法について講演していただきました。
更に今回は、グループワークを取り入れ、
「認知症を疑ったらまず何科の受診を勧めますか?」
「認知症の対応で困った場合、まずどこへ相談に行くように伝えますか?」
等の質問を当院から提示し、グループ内で意見を出し合い、良い意見を共有しました。
参加者の皆様から研修会の感想として、
「講師の話はわかりやすく、すぐにでも活用できる。」
「グループワークでも発表がなく、気負いなく参加できた!」
「普段聞けない質問も、グループワークを通して聞けて良かった。」
という意見があがりました。
寸劇を交えて受診を勧める時の悪い例、良い例を当院職員が熱演しました!
更に診察場面を加え当院医師も参加しています!寸劇は2回目ですが、
「寸劇が入ったことによって楽しく参加できた。」
「成功例、失敗例があると参考にしやすくわかりやすかった。」
「どのように診察しているのかがわかり、受診を勧めやすくなった!」
というご意見をいただく事ができ、皆様に喜んでいただけたのではないかと思います。
今後も地域の医療職・介護職の方に『楽しく勉強できた!』と喜んでいただける研修会を開催していきたい。
第8回
第8回認知症疾患医療センター研修会を2月27日(金)に開催しました。
参加者全員で認知症の対応について今一度考える目的で、研修会の内容を『もう一度学ぼう!認知症の対応方法』としました。
お仕事帰りにもかかわらず100名程度の方に研修会へご参加いただく事ができました。
今回の研修会は講演形式で行い、前半部分に地域で働く介護支援専門員2名に、まで関わった認知症の利用者で「良かった対応方法」「病院と施設側の連携」について講演していただきました。
後半部分には、筑波大学付属病院准教授の新井哲明先生より、『認知症の診断と予防』について講演していただきました。
認知症の診断基準、認知症の特徴を診断別に詳しく説明していただき、更に明日からできる認知症予防についてもお話しいただき、参加者のほとんどが話に耳を傾け、しっかりとメモを取っていました~!!
第9回
第9回認知症疾患医療センター研修会を9月10日(木)に開催しました!
当日は雨で足元が悪いにも関わらず、100名以上の地域で働く医療従事者、介護従事者の方々が参加してくださいました~!!
今回の研修会では頭の中(思考)を見える化するツールの1つであるマインドマップを活用した、『見える事例検討会』(4グループ)を行いました。
事例検討会では、参加者より、課題解決のための提案やアドバイスをいただきながら、解決策を考えた。
事例提供者からは検討会終了後に、
- 「支援に行き詰まっていたので、今後に生かせる解決案を聞けてためになった。」
- 「早急に対応する事、そうでない事の違いがはっきりわかり、支援の段取りがしやすくなった。」
という感想をいただいた。
また、参加者からの感想としては、
- 「周りに気兼ねすることも、緊張することもなく参加できた研修会だった。」
- 「検討会の内容が目で見てすぐにわかるので、質問も意見も言いやすかった。」
- 「ファシリテーターがうまく話をまとめてくれた」
と言った意見をいただきました。
*実際の事例検討会の様子です*
第10回
第10回認知症疾患医療センター研修会を2月18日(木)に開催しました!!
今回の研修会内容は『介護職員のメンタルヘルスについて考える』とし、対象者を、入職5年未満の新人介護職員、施設管理者のみに限定し、約40名の少数人数で行いました。
また、「介護職員のメンタルヘルス」についての話題提供を、「医療法人宙麦会ひだクリニック 相談支援部部長大谷淳様」へ依頼させていただきました。
大谷様の話題提供後に、5つのグループ(新人職員限定、管理者限定で)に分かれ、業務を行う上で感じているストレスや、働きやすい環境を作るために必要なことなどを、下記の4項目に基づいて話し合いました。
- どのような状況でストレスが溜まりますか?
- その時そのように感じましたか?
- 本当はどのような状況を望んでいますか?
- 3に近づくためには、どのように行動すればよいですか?
各グループのファシリテーターを当院職員が担い、話し合った内容を参加者に発表していただき、活発に意見交換ができた、有意義な研修会の開催ができました~!!